原材料についてmaterials
- 沈香じんこう/ジンコウ/Agarwood
- 白檀びゃくだん/ビャクダン/Sandalwood
- 甘松かんしょう/カンショウ(カンショ)
- 丁子丁字/ちょうじ/チョウジ
- 零陵香れいりょうこう/レイリョウコウ
- 桂皮けいひ/ケイヒ
- 大茴香だいういきょう/ダイウイキョウ
- 山奈さんな/サンナ
- 排草香はいそうこう/ハイソウコウ
- 乳香にゅうこう/ニュウコウ
- 藿香かっこう/カッコウ(藿は草冠に霍)
- 安息香あんそくこう/アンソクコウ
- 木香もっこう/モッコウ
- 貝香かいこう/カイコウ
- 龍脳りゅうのう/リュウノウ(竜脳とも言う)
- 麝香じゃこう/ジャコウ/musk
- 薫陸くんろく/クンロク
- 龍涎香りゅうぜんこう/リュウゼンコウ
山奈さんな/サンナ
ショウガ科の草本バンウコン Kaempferia galanga の根茎を乾燥させたものである。主な産地は中国の広西・雲南・広東の各省や台湾等。通例根茎を輪切りにしたものが流通している。インド等ではスパイスとしてカレー等に用いられることもあるが、日本では食品として利用されることはほとんどない。
白色で粉性に富み、肥えて大きく、匂いが濃厚かつ辛みの強いものが良品とされている。また、俗に「縮皮突肉:外の皮はしわしわでも中身は弾けんばかりに充実している」ものが良いとされている。
精油中に主成分のボルネオール、カンフェン等を含む。医薬品としては健胃薬として用いられることもあるがあまり利用されることは多くなく、大半が薫香料として利用されている。
San’na (Ginger lily)
The dried root of the plant Kaempferia galanga of the ginger family Zingiberaceae, ginger lily is mainly found in the southern Chinese provinces of Yunnan and Guangdong, as well as Taiwan.
As a spice, it is commonly used in Indian curries.