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秋のお奨め京都その2@永観堂(’23年11月2日)
長谷川等伯。
彼は桃山時代に活躍した絵師で、近世水墨画の最高傑作とも称される国宝「松林図屏風」を描きました。
また、彼を題材にした長編小説「等伯」(安部龍太郎著)は2012年、第148回直木賞を受賞しました。
いずれもご存知の方が多いのかと存じますが、この長谷川等伯、実は今、紅葉で有名な総本山永観堂禅林寺でもご堪能頂けます。
金箔と水墨のコントラストによる迫力と繊細さが見どころでもある国指定重要文化財「波濤図」などの長谷川等伯作品が、初公開となる「豊臣秀吉朱印状」などともに、永観堂の特別寺宝展にてご覧頂くことが出来るのです。
また、永観堂では夜に境内約3,000本のもみじが幻想的にライトアップされ、「もみじの永観堂」を巡るひとときもお過ごし頂けます。
是非ともこの機会に永観堂へ行ってみられては如何でしょうか。
詳細は永観堂公式HP等にて。
↓は2023年11月2日時点の境内の様子です。これからどんどん紅く色付いてもっともっと綺麗になっていくと思います。
☆林龍昇堂☆