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祇園祭と伏見稲荷大社(’16年7月12日)
京都の夏といえば祇園祭です。
もう既に7月1日から祇園祭は始まっており、本日7月12日には長刀鉾や菊水鉾などで曳き初めが行われましたが、明日7月13日には放下鉾や船鉾などで曳き初めが行われる予定です。
今後の日程としては、以下のように続いていきます。
7月14日(木) 前祭・宵々々山(四条通の歩行者天国や露店ナシ)
7月15日(金) 前祭・宵々山(四条通の歩行者天国や露店アリ)
7月16日(土) 前祭・宵山(同上)
7月17日(日) 前祭・山鉾巡行、神幸祭
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7月20日(水) 後祭・山鉾の曳き初め(北観音山、南観音山など)
7月21日(木) 後祭・宵々々山(四条通の歩行者天国や露店ナシ)
7月22日(金) 後祭・宵々山(同上)
7月23日(土) 後祭・宵山(同上)
7月24日(日) 後祭・山鉾巡行、還幸祭
また、以前こちらで紹介させて頂きました鷹山保存会の復興事業としては、7月21日(木)~23日(土)の期間において鷹山授与品の販売が行われるそうです。弊店も協力させて頂いております。皆様にもご協力頂けると大変幸甚です。何卒宜しくお願い申し上げます。
(↓鷹山に関しては詳しくはこちらをご参照下さい)
http://www.takayama.or.jp/index.html
さて、たくさんの方々に集まって頂ける祇園祭ですが、夕方くらいから各山鉾の提灯が灯り、祇園囃子が奏でられる中、露店が脇に並ぶ道を団扇や扇子を片手に「暑い暑い」と言いながら練り歩く、そんなイメージがあるかもしれません。
「昼間はどこに行こうかな?」
「では、伏見稲荷大社などは如何でしょう?」
ということで、伏見稲荷大社をご紹介致します。
祇園祭は祇園にある八坂神社のお祭りですが、八坂神社の最寄り駅である京阪電車「祇園四条」駅から京阪本線に乗って頂いて、「伏見稲荷」駅で下車し、そこから徒歩約5分で到着するのが伏見稲荷大社です。
伏見稲荷大社の楼門。楼門の前に鎮座しているのは狛犬ではなく狛狐(きつね)。楼門をくぐると本殿に到着します。
伏見稲荷大社のHPによると、伏見稲荷大社は全国に約3万社あるといわれる「お稲荷さん」の総本宮で、御祭神である稲荷大神様が稲荷山に鎮座してから、2011年(平成23年)で御鎮座1300年を迎えたとのこと。稲荷大神様は五穀豊穣、商売繁昌、家内安全、諸願成就の神として、広く信仰されているそうです。
また、本殿の奥には観光名所にもなっている「千本鳥居」が並んでいます。たくさんの信仰者が祈りと感謝の念を示すため、奥社参道に奉納したのが千本鳥居ですが、百聞は一見に如かず、まだ行かれたことのない方は是非とも一度はご覧になられることをお奨めします。
千本鳥居その1。
千本鳥居その2。
この千本鳥居をくぐった先には奥社奉拝所があり、そこには「おもかる石」があります。
「おもかる石」とは、願い事の成就を念じてその石を持ち上げた時、感じる重さが自分が予想していたよりも軽ければ願い事が叶い、重ければ叶い難い、とする石です。
大変申し訳ないことにその画像はありませんが、現地へ行かれた際には実際におもかる石を手に取って、願い事が成就するか否か、是非試してみてください。
なお、2016年の祇園祭に関しては、また改めて詳しくお伝え出来ればと考えております。
☆林龍昇堂☆