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2014年 祇園祭 後祭 山鉾巡行(’14年7月24日)
本日7月24日は49年振りに復活した祇園祭 後祭の山鉾巡行が行われました。
150年振りに復活した大船鉾をはじめ、北観音山、南観音山、鯉山、浄妙山、黒主山、役行者山、鈴鹿山、八幡山、橋弁慶山の10基が京都市内を巡行しました。
7月17日の前祭巡行が四条烏丸を出発点に、四条河原町⇒河原町御池⇒京都市役所前⇒烏丸御池と反時計回りに巡行するのに対し、本日の後祭巡行はその逆、烏丸御池を出発点に、京都市役所前⇒河原町御池⇒四条河原町⇒四条烏丸と時計回りに巡行していきました。
山鉾が四条通を西を向いて動く、河原町通を下がっていく、御池通を東に動く。
このことも49年振りということになります。
本日は基本的に交通規制は敷かれたものの、例えば四条通が歩行者天国になるわけでもありませんでしたので、観客は狭い歩道での観賞を余儀なくされていた様子でした。ご参加頂いた皆さんにご満足頂いたかどうか一抹の不安はあるのですが、49年振りの復活ということで今年は大目に見て頂けたらと存じます。来年からは更に快適なお祭りになって皆さんをお迎えすることが出来たらと思います。
以下、ごく一部ですが後祭の山鉾巡行の様子です。
橋弁慶山
橋弁慶山は五条大橋での牛若丸対弁慶の逸話が使われています
橋弁慶山が四条室町を北へ90度曲がるシーン。担ぎ手が山車を持ち上げている様子がおわかり頂けるかと思います。
山鉾巡行の様子。(四条室町から東を望む)
北観音山。多くの人数によって動いていることがわかります。曳き手には海外から来られている方が多く含まれていることも近年の特徴です。
次からの画像は、北観音山は徐々に向きを変え、90度回転するシーン、通称「辻回し」です。
↓最後に北観音山が「定位置」に戻ってきたところ。戻ってきた後、山の代表の方のご挨拶に続いて、疫病退散を祈願した手打ちでお開きとなります。
☆林龍昇堂☆