香老舗林龍昇堂

〒604-8258
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商品をお選び頂くにあたって「福井梅を使ったお線香」編

福井梅を使った梅の香りのお線香が「梅街道」です。線香は紅梅をイメージしてえんじ色、紙箱はピンクやブルーの可愛い梅のデザインになっています。是非ともお買い求め下さい。宜しくお願い申し上げます。

「梅街道」では福井梅のピューレをふんだんに使い、天然の梅の香りを追求致しました。

福井(越前若狭)と京都を結ぶ歴史は大変古く、若狭国が朝廷に塩や海産物を納めていた飛鳥時代まで遡ります。また、福井の梅林の誕生は弊店と同じ天保年間という縁もあり、本物の福井梅にこだわって製造致しました。

かつて福井と京都を繋ぐ道は鯖街道と呼ばれていました。これからは梅が繋いでほしいという願いを込めて「梅街道」と名付けています。

梅街道 短寸 商品ページはこちら

梅街道 6cm リーフ香立付 商品ページはこちら

また、この梅街道に、沈香の香り・白檀の香りの線香を加えてセットにしたものが「香け橋」-kakehashi-で、福井県若狭町と若狭路女将の会とコラボした商品になります。

若狭名産の梅と京都特産のお香(沈香・白檀)が出会い、若狭と京都を繋ぐ「香け橋」が誕生しました。これからもこの商品が、人と人、昔と今の時代を繋ぐ懸け橋になってほしいという願いを込めて「香け橋」と名付けています。


香け橋 商品ページはこちら

最後に、福井県の梅林や製造工程の一部を以下の通りご紹介致します。ご参考になれば幸甚です。


福井・西田の梅林。弊店と同じ天保年間に誕生。


福井梅のピューレ(品種:福太夫)。この時点ではオレンジ色をしています。


製造工程:攪拌その1。粉末状の原材料を混ぜています。


製造工程:攪拌その2。さらに梅のピューレや水を加えてしっとりし、少し粘り気が出てきています。


製造工程:攪拌その3。さらに染料を加えて混ぜています。


製造工程:成形。練り上がった原料を上からプレスして成形します。この後、規定の長さに切り揃え、十分に乾燥させたら線香は完成です。

なお、梅街道は天然の梅のピューレを用いた珍しい製法のため、通常よりも長い品質検査期間を経て商品化しています

最後に、福井県内の販売施設でも「梅街道(短寸)」と「梅街道 6cm リーフ香立付」は購入することが出来ます。

販売施設の詳細は「リンク」からご確認下さい。

ご旅行で行かれた際やお近くの方は是非お立ち寄り下さい。

※店頭小売価格(税込)については各商品ページにてご確認ください。

☆林龍昇堂☆