香老舗林龍昇堂

昨年(2022年)10月末になりますが、主婦と生活社様から
「京都 季節を楽しむ暮らしごと 365日」(smile editors編)という本が出版されました。

季節の移ろいを表現する二十四節気にならい、京都の暮らしの365日が一日毎に描かれているのですが、smile editorsと表現された執筆陣の中に、舞妓maimai(賀茂川さんぽ・祇園のあかり)の楽焼香立でお世話になっている津田友子さんが加わられており、かつ、弊店を取り上げて頂いているので、ここでも紹介させて頂きます。

そして、この本の表紙や帯などに、内容を説明している魅力ある文章に出会いましたので、そのまま転載してしまいます。

「日々の小さな発見が愛おしい 古都の春夏秋冬」

「特別なことをしなくても豊かな気持ちになる。楽しいこと、おいしいもの、好きな人がゆるやかにつながっていく。京都の日常から見つかる”幸せのヒント”。」

「京都に暮らす人も、よく京都を訪れる人も、いつか京都を旅したい人も、読むごとに、もっと京都が好きになる。」

弊店は「花街を思わせる薫香の老舗」と題した2月18日に取り上げられています。また、三条通を挟んで弊店の反対側にある伊勢源六たちばなやさんは「今なお残る鬼より強い鍾馗(しょうき)さん」と題した12月15日に、店舗の屋根に鎮座する鍾馗にフォーカスされて登場されています。なお、いずれの執筆者も上述した津田友子さんです。

365日それぞれの小さなエッセイを読むように、思い思いに楽しんでいただけたら幸いです。(はじめ書きより転載）

☆林龍昇堂☆