香老舗林龍昇堂

世界文化遺産である元離宮 二条城の梅園で採取させて頂いた梅の実をすり潰し、天然白檀をふんだんに用いた原材料に混ぜ、梅の花の形にかたどったお座敷香が「二条城 梅だより」です。

梅の実そのものを薫香原料として使うにはどのように加工すればよいのか、梅の香りを少しでも残しつつ御香としてしっかりと成形するために必要な調合割合とは。色々と試行錯誤を重ねた末にようやく完成致しました。

天然白檀の豊かな甘い香りの中に、梅の香りもほんのり。華麗に梅の花が咲いている光景、歴史ある二条城の姿等を思い起こしながら、是非とも「二条城 梅だより」の香りをご堪能下さい。

二条城 梅だより（商品ページはこちら）
Nijo Castle Ume-dayori

梅の花をかたどったお座敷香が10枚入っています。
白檀の香り。(ほんのりと梅の香りも)

香炉灰を同封しています。香皿の上に香炉灰を敷き、その上で梅だよりをお使い頂くのがお奨めです。直接香皿に置いて使われるよりも、全体に万遍なく火が回りやすくなります。

なお、香炉灰を敷く場合でも、香皿は不燃性のものをお使い下さい。

※写真に映っている受皿は付属しておりません。

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「二条城 梅だより」で得た経験やノウハウを活かし、火を使わなくても薫りを豊かに放つ御香を製造することが出来ました。それが「梅の文香」と「特製 梅の匂ひ袋」です。

世界文化遺産・二条城に生った梅の実をすり潰し、天然の白檀、丁子や桂皮などを調合したオリジナルの御香は、芳しく甘美な香りとなっております。「梅の文香」はお手紙に添えたり、便箋や封筒とともに保管して移り香させたり、「特製 梅の匂ひ袋」は小物やお召し物、箪笥に忍ばせてお使い下さい。いずれも、梅薫る時季の京の情景を思い出しながらお楽しみ頂けると大変幸甚です。

梅の文香（3枚入）（商品ページはこちら）
Ume no Fumiko

梅の花柄の透かしが入った白い和紙で出来た文香3枚入りです。
白檀の香り。(ほんのりと梅の香りも)

特製 梅の匂ひ袋（商品ページはこちら）
Tokusei Ume no Nihohi Fukuro

特製の梅の御香を4g程度入れた匂い袋です。お好きな色・柄をお選び頂くことが出来ます。
白檀の香り。(ほんのりと梅の香りも)

特製 梅の匂ひ袋は小箱入りのご用意もございます。京都のお土産や記念品などとして、贈答用にお考えの際には小箱入りもお洒落かと存じます。
（商品ページはこちら）

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「梅の文香」や「特製 梅の匂ひ袋」には粉末状の御香が入っています。保管状態にもよりますが、香りの商品ですので時間の経過とともに香りはどうしても弱くなっていきます。(保管場所が密閉された小さな空間であればあるほど香りは長持ちします。)

なお、香りの弱くなった御香を火を熾した炭の上に掛けて頂くと、御香に残っている薫り成分が燃焼し、芳しく甘美な香りを放ちます。但し、その際は火の取扱いに十分ご注意下さい。

「梅の文香」と「特製 梅の匂ひ袋」の御香は、常温でもしっかりと香りが立つように、白檀・桂皮・龍脳といった香りの強い原材料を「二条城 梅だより」の御香に追加して製造致しました。そのため、「二条城 梅だより」と比較しますと、少し強く尖った香りになっているかと存じます。このように、常温で香りを楽しむのか、火を着けて香りを楽しむのかによって調合内容も変化させておりますので、その違いも含めてお楽しみ頂けると大変幸甚です。

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最後に、二条城 梅だより 製造工程の一部を画像でご紹介します。

（1）梅の実を収穫する＠二条城 梅園

収穫する際の梅の実はまだ青い状態です。

（2）収穫した梅の実を一旦冷凍してから解凍して柔らかくする

収穫した梅の実は暫く水に浸けてアクを抜き、一旦冷凍してから解凍します。解凍する過程で梅の実の繊維質が壊れて柔らかくなり、ピューレに加工しやすくなります。

（3）柔らかくなった梅の実を篩(ふるい)に通し、ピューレを作る

弊店ではピューレを作る機械設備がありませんので、手作業でやっています。

（4）梅のピューレを白檀などの原材料と一緒に混ぜて捏ねる

（5）よく捏ねた原材料を梅の花の形に一枚一枚手作業でかたどる

（6）一枚一枚に金押しする

（7）よく乾燥させる

ご購入の際のご参考にして頂けると幸甚です。

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